



座談会
profile プロフィール
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経理部
K・Y
1994年4月入社
国際文化学部卒 -
事業企画部
M・K
2004年4月卒
法学部卒 -
経理部
S・A
2020年4月入社
人文社会科学部卒 -
事業企画部
I・A
2018年4月入社
法学部卒
Q1 「成長したな」と実感した出来事やエピソードを教えてください。それを受けて、上司や先輩の方からコメントをお願いします。
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S・A
昨年1年間、大会社の経理業務を担当しました。年間の見込み資料作成を最初に担当した時は、どの数字を見込に入れるべきか分からない状況でした。しかし業務を続けるうちに、この数字は来月の見込に入れるべきだとかこの数字は今は少ない数字に見えても年間で見ると大きなインパクトがあるのではないか、といったことが分かるようになりました。これが自分なりの成長だと感じています。
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K・Y
当社はグループ会社5社の経理業務をまとめて行っていますが、S・Aさんには昨年その中でも一番大きい会社を担当してもらっていました。自分がメインで担当するようになってから、着眼点や注意すべきポイントが分かるようになって大きく成長したと感じています。
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I・A
私は現在事業企画部にいますが、学生時代は人前で話すことや自分の考えを伝えることがとても苦手でした。社会人になってから様々な場面で発言する機会やプレゼンでの経験を通して、苦手意識は減ってきました。これが自分の中での成長だと感じています。
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M・K
I・Aさんが入社してすぐ、私は先輩として同じ部署に配属となりました。I・Aさんを見て、入社当初から自分の意見を持ち、やるべきことを明確に理解している人だと私は思っていました。本人にプレゼンの苦手意識があるようには見えませんでしたが、その後の出向経験を通じて様々な場数を踏み、多くの人とのディスカッションやプレゼンの経験を重ねて成長できたのだと思います。
今では頼もしい限りですし、自分の考えをしっかりと相手に伝えることを意識しているところがとても素晴らしく、尊敬の念すら覚えます。 -
Q2 仕事をする中で、困難なことや壁にぶつかった時、どう乗り越えて成長されたのか教えてください。
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I・A
何かに苦手意識があっても、それを避けてしまうと成長が止まってしまいます。苦労はありますが、前向きに練習を重ねることで成長につながると思います。
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M・K
入社時と比べて、社内調整や相手先との交渉は上手くできるようになったと思います。困難の乗り越え方としては、身近で頼れる先輩に相談しながら、自分なりに解決策を考え続けることだと思います。ここにいるK・Yさんにも、いろいろな面で助けていただきました。すぐに諦めず自分なりに考え続け、たとえ答えが間違っていても、それを経験として捉え、次回の改善に繋げる、仕事はその繰り返しだと思っています。それこそが、自分の知見やスキルを広げることにつながると考えています。自分の弱みを自覚し、改善を模索することで、自然と困難を乗り越える術が身につくのではないでしょうか。
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Q3 成長のために取り組んでいることを教えてください。
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I・A
不動産に関する知識の蓄積に取り組んでいます。現在担当している不動産開発業務では、正解が1つということはなく、様々な正解があるものだと感じています。だからこそ、何か問題に直面した際に、前例踏襲や上からの指示だからという理由だけではなく、自分で正解を考えるようにしています。自分でしっかりと考えるためにも、日頃から知識を蓄積しておくことは重要だと思い取り組んでいます。
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S・A
先のことも考えて行動することを心がけています。例えば経理部で仕訳を作る際、目の前の仕訳だけを見ると数字は合っているように思えますが、残高の数字に違和感を感じたり、試算表の動きがいつもと違ったりする場合があります。そのため今作っている仕訳だけでなく、先に残高や他の帳票を確認して異常がないかチェックしてから進めるようにしています。
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Q4 会社の制度や職場環境で、成長を後押ししてくれていると感じるものを教えてください。
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I・A
職場環境で感じることとしては、私が新しいスキーム等を考え上司に相談した際に、否定せずに受け入れ一緒にブラッシュアップしてもらえることです。新しい考え方に対して拒否せず、より良い形を一緒に考えようという雰囲気があることは素晴らしいと思っています。
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M・K
入社当初から風通しの良さを感じています。社員の人数が多くないこともありますが、先輩との距離が近いと感じます。距離というのは、物理的な席の距離のみならず、仕事以外のプライベートの部分でも距離が近いことが、この会社の特長だと思います。
それが会社全体の雰囲気にも表れていると感じます。飲み会をはじめとした仕事以外での交流によって、総じて社員同士の仲が良いことが特徴的です。うちの会社の人たちは、競争意識よりも仲間意識が強いように感じます。
また、仕事においては、若い人に裁量があり、仕事を任せてもらえる環境があります。大変な面もありますが、それがやりがいにつながっていると個人的には思っています。 -
S・A
様々なセミナーを受講させてもらっており、上司から直接「このセミナーを受けてみたら?」と声をかけてもらえることもあるため、勉強できる機会が多いと感じます。業務に限らず、受けたいセミナーがあれば受講できるため、成長につながっていると思います。
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K・Y
階層別の研修や部署異動に伴う業務上必要な研修に加えて、経理部では法改正があると皆でセミナーを受けて勉強する機会を設けることもあります。
資格取得については会社に支援制度があり、業務に関係することであれば、会社が後押ししてくれるのでとても嬉しいです。 -
Q5 希望する部署はありますか。また、今後どのように成長していきたい、どのように成長を後押ししてほしいですか?
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K・Y
経理部での経験は、今後様々な部署に行った際に役立つと思います。経理業務を進めるなかで他部署と接する機会も多いですし、お金の流れだけではなく、他の部署がどのような業務を行っているかも分かり、会社全体が見えてくるようになると思います。
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S・A
私は今年からは熱関係の業種の経理業務に携わっています。
他部署への異動希望よりも、まずは今の経理部で熱関係の業種について詳しくなりたいと考えています。K・Yさんからもお話がありましたが、若いうちに経理部で経験を積んでおけば、他部署に行った際に助けになると思います。 -
I・A
特定の部署への異動希望はありませんが、未経験の業務を経験してみたいです。
以前、総務部に在籍しており、その際に給与計算や社会保険について学びました。これは今の仕事には直接関わってきませんが日常生活を営む上で役立つ知識となりました。当社にはジョブローテーションという制度があるので、部署異動を経て様々な経験をすることができます。その経験が社会人としても私生活でも役立つ場面があると実感しています。
成長の後押しという点については、見守ってくれる環境があることも重要だと思います。与えられたものを消化するだけでは成長には繋がらず、やはり自分で挑戦して、失敗も含めいろいろなことが成長に繋がると感じています。 -
Q6 最後に、就職活動中の学生や中途採用を検討している方に向けてメッセージをお願いします。
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I・A
風通しの良さや社員同士の距離の近さは、入社前に期待した通りでした。だからこそ勤続できているのかなと思います。もちろん、100%想像通りという会社は無いと思いますが、ギャップをできるだけ縮めて自分に合いそうな会社を選ぶことで、社会人として働く上でのストレスを少なくでき、長く続けることができると思います。
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S・A
就職活動時は「風通しの良い会社」と「ジョブローテーションが多い会社」を軸に会社を探していました。就職活動中は友人の内定状況などで自分の軸がぶれそうになることもありますが、自分が譲れないところをしっかりと持ち続けることで、入社後に後悔のない選択ができると思います。
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K・Y
様々なことに興味を持ち、話題性があって話を膨らませられる能力がある人は、社会人になってからとても役立つと後輩たちを見て感じています。
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M・K
コミュニケーション能力が高ければ仕事において有効ですが、最初はできなくても、仕事をしながら徐々に身についてくるものなので、今できていなくても大丈夫だと思います。
当社は大企業のような長期にわたる新人研修はなく、最初から先輩の下について様々なことを学びながら成長していくスタイルです。最初からある程度の自由があり、自分の仕事を自分で考えていく必要があります。
会社毎で特徴があるので、比較検討しながら自分が望むものが多く得られる会社を選ぶことで、幸せな結果が得られると思います。 -
I・A
いろいろお話ししてしまいましたが、元々の知識やスキル、性格よりも、「この会社に入社したい」「入社後は自分なりに頑張りたい」と思って入社してもらえるのであれば私たちも嬉しいですし、歓迎です。そのような方と一緒に頑張りたいと心から思っています。
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