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INTERVIEW

保全管理部 保全課

T・K

チームと共に成長できる環境

入社動機と経歴について

入社したきっかけは何ですか?就職活動中に検討した他社と比較して、最終的に当社を選んだ理由を教えてください。

大学で土木工学を専攻し、特に3・4年次は都市計画を学んでいました。就活にあたってまず初めに考えたのは、土木一本で一生働くのはちょっと想像がつかないなと。せっかくなら土木の仕事もしたいけど、ほかにも色々経験してみたいなと思っていました。
当社を知ったきっかけは、街づくりに携わりたいと考え就活サイトに「東京 都市開発」というキーワードを打ち込んで検索したところ、当社がヒットしまして、そこで初めて知りました。当社は数こそ少ないですが商業施設や物流倉庫など様々な種類の開発をしており、そういったところや転勤が無い点などが魅力に思い、志望しました。
実は、道路系の建設会社からも内定をいただいていましたが、道路建設会社は建設業の中でも道路に特化しており、当初の志望理由と合わないこと、また全国転勤が当たり前であり、現場が過酷な環境だということも分かっていましたので、ちょっと体力的にも大変だなと思い、当社に決めました。

入社前に持っていた当社へのイメージと、実際に入社してからのイメージで変わったことはありますか?

入社前は「東京都市開発」という社名から、デベロッパーとして物件開発や建物建設で収益を上げる会社だと思っていました。
しかし実際に入社してみると、当社は売却をほとんど行わない、かなり珍しい業態のデベロッパーでした。一般的なデベロッパーは最終的に売却で終わるのですが、当社は売却事例が少なく、物件をずっと保有し続けることが多いです。
そのため、保有建物の管理業務やテナントとの契約関係の業務が非常に多く、人員的にも管理や営業の部署に多く配置されています。開発部署は部長を含めても4名程度の少数精鋭です。業態的にもデベロッパーというより管理会社の側面が強いぐらいかもしれません。
社名や会社紹介を見ると華々しい開発事業に目が行きがちですが、日常的にそこに関わる人は少数で、開発した建物も築20〜30年と古くなってきています。古くなるほど手がかかるため、管理業務が重要になってきます。
また、人数が少ないので一人ひとりが幅広い範囲の仕事を持っています。いろいろな仕事ができるのは楽しい面もあります。例えば、ビル管理の技術系の仕事だけでも専門分野はさらに細かく分かれており、知識の幅はなかなか追いつかないほど広範囲にわたります。出身の学系によって得意不得意もあり、他分野の同僚の協力を求めることも多々あります。皆それぞれ特徴のある仕事をされているので、そういった点は面白いと感じています。

学生時代に学んだことを教えてください。入社後どのように活かせていますか?

土木工学科で都市計画を専攻していましたが、実は土木の都市計画とデベロッパーの開発は全く異なります。土木の都市計画は国や地方自治体など、どちらかというと役所が動かす仕事が多く、デベロッパーでは土木の都市計画を直接活かす機会はあまりありません。
ただし、土木を学んで得た範囲の広い基礎知識は、現在の技術的業務の基盤として役立っていて、基礎的な物理の知識は今でも使用します。例えば、専門外の電気的な知識なども、新たに勉強する際に特に苦手意識なく勉強できるのは理系大学出身のメリットかなと思っています。
土木の知識が最も専門的に役立った場面としては、当社が受託している東京都水道局の境界確認業務です。水道局所有地とその隣接地との境界を確認する業務では、大学で測量学を学んでいたので、測量士が作成する図面や計算結果をある程度理解できたので、知識として非常に役立ちました。

仕事と職場について

現在の仕事内容や役職について教えてください。また、その中で特にやりがいや達成感を感じることも教えてください。

現在は保全管理部保全課に所属し、建物の技術的なトラブル対応を担当しています。配管からの水漏れや詰まり、トイレや空調の故障などの修理・修繕、さらに経年劣化する設備の計画的な更新計画の策定も行っています。
役職は係長ですが、プレイヤーとして働く場面が多いです。
やりがいを感じるのは、ありがとうと言ってもらったときです。例えば今日もエアコンからの水漏れの問い合わせを受けて対応中ですが、困っているお客様の問題を解決した時に「ありがとう」と言っていただけるのは嬉しいですね。
もう一つは大規模な工事を無事完了させたときです。工事の規模が大きくなるほど影響範囲も広がるため、準備段階からぬかり無いよう、機器の搬入、機器の停止時間、工事の種類、発生する音まで詳細に想定して仕事を進める必要があります。

自ら工事をすることはありませんが、作業内容をある程度理解していないと、入居者がいる中での工事において、お客様への適切な説明ができません。そのため、職人が手を動かすレベルまである程度把握し、実際に起こりえる影響や障害について想定するようにしています。
工事業者さんは工事には詳しいですが、当然ビルの運用や使用方法については把握されていません。一方、私たちはビルについては熟知していますが、工事についてはプロほど詳しくありません。両方の知識を組み合わせないとベストな解決策を導き出せないため、工事業者さんの業務を把握することで、当社ビルに最適な解決策を導き出すようにしています。
段取り八分という言葉がありますが、事前の段取りが最も重要です。工事が始まってしまえばお任せできますが、開始までの準備が非常に大変です。そういった苦労を乗り越え、無事何事もなく竣工したときにやりがいを感じたりします。

仕事において大切にしていることや心がけていることは何ですか?具体的なエピソードがあれば教えてください。

あまり工事規模や金額で優劣をつけないように心がけています。工事規模により金額は数万円程度のものから数千万円単位まで様々ですが、どの工事を優先するかという判断に金額の差は全く関係ありません。最も重要なのは、いかにお客様にご迷惑をおかけしないか、通常の使用を継続しながらメンテナンスを行うかということです。
現在対応中の空調からの水漏れも、金額的には少ないですがお客様の執務スペース内での作業になるのでお客様と相談しながら、「このような工法があります」「このような方法もありますが、こういうデメリット・メリットがあります」ということをすべてお客様に説明し、ご了解を頂くべく調整しています。
事前の説明が不十分だと、工事開始後に「聞いていた話と違うから工事を中止してください」と言われることもあります。そうなってしまうと業者さんに再度来ていただくことになるのですが、もちろん費用が発生しますので、社内外含めた関係する皆様にご迷惑をおかけしてしまいます。
工事の難易度やお客様への影響の大きさは、工事金額だけでは計り知れない部分があるため、どのような工事でも丁寧に対応することを心がけています。

社内の雰囲気と人間関係について

職場の雰囲気を教えてください。良い点や改善して欲しい点があれば教えてください。

小さな会社なので全員が顔見知りで、ギスギスしていない柔らかい雰囲気です。仕事終わりに飲みに行ったり、休日に仲間同士で遊びに行ったりプライベートでも交流は割とある方かなと思います。かといって無理強いすることもなく、皆さん適切な境界線を意識しているのかなと思います。コロナ以前は飲み会も多かったのですが、その時も強制的に参加しなければならないといった雰囲気はなかったです。好きな人同士が好きなことで集まる、そんな雰囲気かと思います。

業務の中で特に重要だと思うことは何ですか?

私はどの業務も等しく重要だと思っています。仕事には必ず契約があり、それはお客様との約束ですので、大小や濃淡はないと考えています。それぞれに差をつけないよう心がけ、抜け目がないよう注意しています。意外に小さな工事が大きなクレームにつながることもあるため、どんな時も気を抜かないようにしています。
最も怖いのは事故です。それを防ぐため、工事の際は安全面に配慮しながら計画をしたり、機械はメンテナンスを適切に行うことで停止を防ぎ、皆様が業務を通常通り行えるように、日々仕事をしています。当たり前のことを当たり前にできるビルを目指し、小さなことも大きなことも一つひとつ確実にこなしていくことが重要だと考えています。

職場での人間関係やチームワークについて教えてください。

チームワークは良いと思います。ビル管理の現場では部署間を横断して仕事をすることが多いので、必然的に良くなっていくのかも知れません。
例えばお客様から設備が壊れたとお問い合わせがあった際は、お客様が設置した機械なのか、当社の機械なのか、契約のどの条項に基づいて修繕するのかなど、お客様やビルごとの契約を確認することも多々あります。そういった確認をするのは契約を担当している部署で、我々はその契約に基づいた修繕や更新の工事を担当しています。両者が連携して一つのトラブルを解決していくわけです。
入居・退去時には「事務所内に水場を作りたい」「電気を増設したい」などの技術的な相談もあります。しかし、電気や水道の分岐は簡単ではなく、電気容量の問題や排水の問題など、技術的な検討が必要です。
このように契約担当と技術担当が連携しながら仕事を進める必要があり、チームワークは非常に重要です。そういった連携は活発に行われており、良好な関係を築けています。
小さな会社の利点として、全員の顔と担当業務を把握できることがあります。以前別会社に出向していたこともありますが、本社だけでも数百人規模で知らない人も多く、他部署への相談には心理的なハードルがありました。しかし当社では30〜40名程度で全員を知っているため、誰が何をしているかまで把握でき、これまでのキャリアで各部署の業務内容も理解しているため、チームワークを取りやすい環境です。

キャリアパスと成長について

これまでのキャリアにおいて、当社での経験がどのように役立っているか教えてください。また、これから成長したいことや挑戦したいことがあれば教えてください。

私は経理・総務以外のほぼすべての部署を経験しており、それぞれの知識が現在の技術系業務でも役立っています。様々な部署を経験したことで、視野が広がりました。
最初に技術系に配属された時は技術的なことしか見えていませんでしたが、修繕工事一つとってみてもお客様との契約はどういうものなのか、改めて確認していくことが必要だという視点が生まれました。
逆に契約や開発部門では技術的な話も避けて通れません。工事の発注や施工業者との打ち合わせでは、専門的な知識があることで話がスムーズに進み、お互いが納得して進められます。デベロッパーや管理会社では工事が付き物のため、幅広いキャリアが非常に役立っています。
今後については、人事からは毎年希望を尋ねられますが、これまで様々な部署を経験したので、基本的には会社にお任せしています。どの部署でも面白い仕事が多く、入社時の志望理由である「様々なことをやってみたい」という思いにも合致しているため、満足しています。

プライベートについて

仕事とプライベートの両立はしやすいですか?

当社は比較的両立しやすいのではないかと思います。
仕事とプライベートの切り分けがしやすく、業務時間以外で電話やメールなど対応しなくてはいけないことはほとんどありません。また、仕事のペースは比較的自分でコントロールしやすいと思います。プライベートな時間に仕事の電話がかかってくることもほとんどありません。ただ今の部署ですと、夜間や休日工事を行っているときにトラブルがあればかかってくることもありますが…
育休を取る男性も多く、私の部署でも今週から育休に入った男性の方がいます。周囲のサポートを得ながら、みんなでカバーしています。
私自身もつい先日まで3か月間の育休を取得しました。しっかりと子どもと向き合えた貴重な時間でした。やはり生まれたばかりの赤ちゃんは手がかかりますので、夫婦2人でうまく分担しないとかなり大変なので、育休がもらえたのはとても良かったと思っています。

schedule 1日のスケジュール

  • 09:00

    出社

    出勤打刻を済ませたらとりあえず1日のスケジュール確認とメールチェック。1日の働き方を大まかにつかみます。

  • 10:00

    事務作業

    工事の計画書作成や工事業者からの提出書類の確認、工事決裁の起案など、事務作業を処理します。

  • 11:00

    テナント様と打ち合わせ

    テナント内設備やテナント様へ影響がある設備の工事について打ち合わせ。工事の方法や時間などを提案し、ご了解をいただきます。

  • 12:00

    昼休み

    昼食は周辺のお店に行ったり、節約したい時はお弁当を買ったりしています。そして余った時間は大体寝てます。体力回復!

  • 13:00

    現場確認

    工事が予定されている機器を直接確認、築古物件は改修によって図面と現場が違うこともあるので現場に赴いての確認は欠かせません。

  • 14:00

    定例打合せなど

    工事の進捗や共通の連絡事項の伝達など、開催日を決めて打ち合わせています。

  • 15:00

    突発的な故障の対応

    機器が故障した際は現場に急行して一次対応を行います。頻度は高くないですが、こういった業務もあります。

  • 16:00

    事務作業

    現場から帰って写真を整理して保存したり、計画書など書類に現場確認事項を反映していきます。

  • 17:30

    退勤

    子供のお風呂や犬の散歩など帰宅後もやること満載のため定時退社。当社はそんなパパでもワークライフバランスの取りやすい環境です。

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